2017年1月17日火曜日

東京芸術大学 陳列館で退官展



いよいよセンター試験も終わり気持ちを切り替えて、実技に集中できるようになりましたね。いよいよ入試直前講座も本腰が入ってきました。

先日、長らく工芸科で教鞭を執られた二人の先生の退官展を拝見しに東京芸大に行ってきました。
彫金専攻の飯野一朗先生と鋳金専攻の故・橋本明夫先生。



芸大陳列館で開催されています。

故・橋本先生の愛用されていた道具も展示されてました。
工芸の世界は、道具も自作。
道具も美しいのです。
生徒は先生の道具から沢山のことを読み取り学びます。
受験勉強で鍛える観察力は、この為かもしれません。
道具には先人からの智慧が詰まっています。
道具を制作することは、先人に想いをはせ歴史を遡行・追体験することでもあります。
橋本先生の鋳造による作品群。


 展示室の奥壁に在りし日の橋本先生の写真が。。



陳列館からの上野の夕暮れの空。
退官展は1月19日まで。

ここ数日の東京の冷え込みは急に厳しくなりました。
体調に気をつけて受験シーズン乗り切り、良き春を迎えましょう!