工芸科の実際の一次試験では
パネルに水張りではなく
木炭紙サイズよりやや大きめの厚手の板に
水張りがされています。
板の水張りは
パネル水張りとは張り方のコツが違います。
今回は
板の水張りのポイントを紹介します。
まずは
工芸科水張り用の板と
P20サイズの白象紙を用意します。
このままだと
板に対して紙が大きいので
あらかじめ切っておきます。
切る幅の目安は
縦横それぞれ
水張りテープ1本分です。
板のフチを利用して
白象紙をカットしていきます。
切り取った紙は
捨てずに
クロッキー等に利用します。
白象紙を板にのせます。
パネル水張りと同じ要領で
ハケで均等に水を塗っていきます。
ある程度
紙に水が染み込んだら
裏返して
紙を板の中央に配置します。
板の上面に水張りテープで
紙を止めていきます。
このように
板の上面のフチぴったりに
水張りテープが来るように貼っていきます。
(パネル水張りと違い
側面に水張りテープは貼りません!)
パネルの水張りと同じく
対辺を貼っていきます。
4辺を貼って
水張り完了!!
紙がしっかり乾いて
シワ等がなくなったら
描き始めましょう。
キレイに水張りすると
デッサンが
気持ちよく描けますよ!
すいどーばた工芸科では
実際の入試に近い状態でデッサンを描くよう
この厚手の板を使用しています。
パネルの水張りとは描き味が違ってくるので
板の水張りがオススメです。
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