2022年5月10日火曜日

展覧会情報 藤田政利 個展

 2022年5月6日(金)〜5月15日(日)

東京妙案ギャラリーにて

藤田政利さんの個展が開催されています。


芸大工芸科で鍛金を専攻し
鉄の素材をたたいて加工した作品を
作り続けてきた方です。

ラッコ
カモノハシ
など
可愛らしい動物がならびます!

カモノハシ
拡大

この作品は
ゆらゆらと揺れます
水面を
漂っているかのようです

どの作品も
カタチやしぐさ
動き
どこをとっても愛らしいです。

誰が見ても可愛らしいモチーフを
可愛らしい作品にすることは
とても難しいことだと
思います。

「素材の魅力を引き出しながら
必要以上に
素材を観者に意識させないこと」

「その素材の魅力を引き出すための
確実な技術力」

「モチーフの魅力に過度に惑わされない
冷静なデッサン力」

これらを
兼ね備えている
稀有な作家さんだと思います。

普段使われている道具も
飾られていました。
道具も
美しいですね!


ポストカード
ポストカード立ても鉄製です


その他
今回はスケッチも展示されていました。


ぜひ
本物の立体作品を
味わってください!!
































2022年4月29日金曜日

大きな平面

 今回の昼間部は

木炭紙大サイズの平面に挑戦です!


B3サイズと比べると

こんなスケール感です


やはり
大きいですね・・・

課題は
「自分の好き」
をテーマに平面構成です

入試課題というより
今の自分の好きを思い切り表現する課題です


制作風景も
人によってさまざまです





制作後の講評会は
普段とは趣向を変え
一人一人に自分の作品を前にして
プレゼンしてもらいました


各自の好きを
手振り身振りや言葉も使って
みんなに伝えていきます


プレゼンのあと
講師からのコメントもありました


画面の大きさだけでなく
自分の好きなことを表現し、確認することで
制作者としての学びと発見が
あったと思います


魅力的な作品がたくさん出ました!
中から
数点ご覧ください





どの作品からも
作者の「好き」が伝わってきます!

好きなものだからこその
こだわりの表現になっており
上手下手のレベルを超えた説得力で
見る人を
圧倒します

この画面の力強さは
受験課題にも繋がっていくでしょう!!

















2022年4月28日木曜日

5/15入試再現デモスト大会


昨年度は
構成課題の傾向に変化が見られました


5/15は
東京芸術大学
工芸科
入試再現デモスト大会です!

すいどーばた以外
各予備校から
10名の合格者が参加し
平面・立体の再現デモストを行なっていきます。


傾向の変わった課題に
合格者がどのように対応したか
その目で確かめてください!!


デモスト後に
合格者を交えた座談会
すいどーばた講師による入試検討会も
行われます。




5月のこの時期に
構成課題の傾向を再検討し
試験までの残りの時間を有効に
対策していきましょう!









2022年4月27日水曜日

おまけ(立体構成 エスキース粗付け)


 前回紹介した

手と「圧力」のエスキース粗付けの様子を

タイムラプス撮影しました。


全工程は写っていませんが

作る上での流れは見やすいと思います。


是非

参考にしてください!











2022年4月22日金曜日

立体構成 エスキース→マケット→粗付け


立体構成は

課題文の読み取りからベースの粗付けの段階で

ほぼ1日の仕事の流れが決まります。


このスッテプをきちんと押さえないと

肝心の

作り込み・精度出しが思うように出来ません。


今回は

2人の講師のデモストを見ながら

エスキース〜粗付けまでの要点を

再確認してみましょう。





まずは
課題文の読み取りの説明から

課題は
手と任意の形態を用いて、「圧力」をテーマに
立体構成しなさい
です。
課題自体に難解なところはありませんが
「手」「任意の形態」「圧力」
この3つの要素を
同時に意識していく必要があります。

任意の形態に
ただモチーフを乗せるだけではダメです。
「手」と「任意の形態」の関係から
「圧力」を感じさせる作品にしていくのです。



           
  若月先生

  小林先生
まずは
イメージをスケッチします。
いくつかのアイデアを出したり
一つのアイデアの中でパターンを出し
形を具体化していきます。
ポイントを言語化しておくのも良い方法です。

若月先生はゴムを押し延ばしたイメージ
小林先生はタオルをつまんだイメージ



次は
スケッチをもとにマケット(模型)を作り
立体としてどう見えるかの確認をします。
平面で考えたスケッチを
量・空間・陰影
で確かめ、調整していきます。



経過時間:5分

いよいよ
粘土板上に制作です。
適度な硬さの粘土をたっぷりと大胆に使います。
マケットで
大きさと形態はほぼ決まっているので
仕事は早いです!
すでに
粘土板上での形態の位置・立ち上がりも
意識がされています。



 経過時間:10分

形態との大きさバランスを見ながら
手の粗付けに入っています。



経過時間:20分

手は小まめに形態に置いたり外したりしながら
全体のバランス
力の入れ具合・方向
陰影の見え方を
調整しながら進めます。



経過時間:30分

ほぼ全体が見えてきました!!




経過時間:40分

粗付け完了です!!

細部や形態の質感の作り込みは
もちろん、まだまだですが
もうすでに完成の見え方が出来上がっています!

エスキースから粗付けまで
1時間弱
試験時間5時間を考えると理想的なペースです。
ここまで全体感が見えていると
残りの4時間
なんの迷いもなく安心して
作り込みができます。


実際の制作では
さらに手を取ったり付けたりしながら
両方の作り込みを進めて
より精度の高い
イメージをより強く伝えるための観察と調整を
進めて完成になります。



構成課題では
初動の1時間がとても重要になってきます。

単に技術力をつけるだけだなく
試験時間の中で
スムーズで効率の良い進め方をするために
粗付けが利用できると良いと思います!



2022年4月11日月曜日

☆ 春季講習会 描写デモスト

今回は
春季講習会で行われた
平面描写デモスト作品の紹介です

「モチーフ」
薔薇
トマト
スプーン



下書きから着色
描きあげまでの経過を見ていきましょう


それぞれのモチーフの
構造、軸を気にしながら
ざっくりと形どり

前後感を意識しながら
線どりを正確にしていきます

かなり良い形が
選ばれてきました

線のみの下書きでなく
光の方向
立体感
今後の色のせ
これらを意識したトーンを置いていきます

モチーフを
ただ単に並べるのでなく
前後左右での重なりや陰影を配慮した
構成になっています
この段階で光の方向・前後関係が明快です

着色開始
明るい側の発色を大事に
ベースを置いていきます

それぞれの固有色を
積極的に置いていきます
スプーンは反射を意識したベースを置いています

全体バランスの良い進め方です
細部はまだ描写していませんが
遠目の印象はできています

細部の描写に入っていきます
スプーンの影、ハイライトが入り
リアルになってきました


背景を軽く修正して完成です!
質感 固有色 形態
さまざまな差が見やすい描写になりました!! 

モチーフの観察と描写は
平面構成の基本です
空いた時間に
自主練もどんどんしていきましょう!






今日から新学期開始です!
初めての人も
気持ちを新たに再スタートする人も
良い結果が出るように頑張りましょう!!


2022年3月15日火曜日

東京芸術大学 最終発表

 


本日3月15日

東京芸術大学の最終合格発表がありました!


今年度の工芸科

全国一位の合格者です!!

合格者のみなさん

おめでとうございます!!!